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先日、東京出張の往復の新幹線で読みきった。

「憑神」

映画を先に観たが、どうも攘夷論と佐幕論との葛藤、
主人公の御徒士としての精神が納得いかず、
ラストに彰義隊と共にする意味が見出せず。

こんなペラペラな侍精神で、あんなにも気持ちが定まるはずがない。
鑑賞中にそれがすごいイライラする。
強引で動機がない、そんな映画が最近多い。

しかし、原作は浅田次郎氏であるし、
これは、きっと原作にはしっかり描かれているはずだと、
期待して読む。

それは、大当たりで、主人公の彦四郎が御徒士として、
徳川への忠義と人生の大義を定めるシーンは、
武士道精神がしっかりと活きて、
納得の内容であった。
ラストの東照大権現様のセリフは、
まさに、コメディとしてのユーモアあるメッセージだ。

おそらく、映画では、「憑き神」とのやりとりが、
一番おもしろいと踏んで、その部分をメインにし、
武士道精神と、大義の部分を削ったのだと思われる。

原作でもっとも重要視されている「侍の身分と家督の忠義と大義」
というのは、地味で難しい。
なので、見た目に派手な貧乏神たちとのやり取りを選んだ。

原作で一番問いかける部分をカットしたので、
映画はペラペラ。
はしゃいでいるだけの薄いコメディになっている。
ようは、アホ用に内容を希釈したのである。
それか、だれかアホが茶々入れたか、
アホで脚本をちゃんと書けなかったのか。
最近そんな映画多いな。

オレなら、もっとおもしろく脚本にできる自信がある。
さすがにこの映画は思った。

まあ映画「憑神」には、
監督の手法が古いとか、
イマイチな理由はそれ以外にもあるが・・・。
ラスト中のラストシーンに化石のような演出がある。

唯一、映画で褒められるのは、
キャスティングが原作のキャラクターイメージに、
完璧に近いくらい似ている。
特に主人公の兄と貧乏神と蕎麦屋の親父。

それくらいか。
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